一人になってしまうのは壁を作っているからかも?

孤独になる人ってどんな人?僕は、自分の時間を確保するために人に壁を作って人間関係を極力最小限にしました

望んでいないのに、一人になってしまう人は、本当に一人にならないようにしているのか?それとも、孤独になりたいと思って自分から一人になろうとしているのか?

孤独に一人になるのに一番簡単な方法は、壁を作ることだ。壁を作っていろいろな人の親切を無視してきた。

壁を作れば作られる。壁だと思われたら壁を作られる。だからこそだが、相手は自分の鏡だと思って行動をしよう

たとえ、壁を作っているつもりはなくてもそう見えてしまった。そう捉えさせてしまったなら、自分の行動を変えていこう。

相手に自分を正確に理解してもらうよりも、自分が相手に合わせて行動を変化させた方が100倍効果がある。

僕が体験した一人になりたくていざ一人になったら、望んでいたものが手に入らなくて逃げ出した話を備忘録として残しておきます。

この話のきっかけは

この話は前々からなんとなく感じていたが、これといった決め手がなかった。数年単位でいろいろな経験や考えを蓄積した結果で今回分かったことがあったので、紹介してみたい。

この話のきっかけは?
  • 社会人になってコミュニケーションが苦手だと認識した
  • 一人になりたいのに都合の良い時だけみんなと一緒に居たい矛盾
  • 仕事を理由に断る友人の飲みに疑問が生まれ始めた
  • 友達のお母さんから言われた「あんた壁作ってるよ」
  • コミュニケーション能力が出世に影響することを知った

個々が一気に押し寄せたというよりは、ゆっくりと徐々に改善活動を通して理解していったことや自分の変化となった。

社会人になって、コミュニケーションが苦手だと認識した

僕は、社会人になるのがそれなりに早い方でした。

年齢の違う人たちと長期間にわたり、同じ目標をもって行動することに苦手意識を感じました。

もともと、部活はやっていたので団体行動自体は知っていますが、得意ではありません。

年齢も違い、生まれた環境や時代背景まで違う。そんな人とのコミュニケーションを通して、器用じゃないんだなぁ~って実感していきました。

一人になりたいのに都合の良い時だけみんなと居たい矛盾

これも良くありました。

例えばですが、友達の誕生日パーティーを企画したことはないのに、自分の誕生日にはサプライズパーティーがあったらうれしいよなぁ~。みたいなことです。

僕の友人で面白いのが居て、みんなに自分の誕生日パーティーを祝ってほしいから、自分の誕生日パーティーを自分で企画している奴がいました。

こういう人は、めちゃくちゃ得をするタイプの人間だと思います。お店も貸し切りだったし、めちゃくちゃ人と話せたし、その主催者以外の人とも仲良くなれました。

仕事を理由に断る友人の飲みに疑問が生まれ始めた

仕事でスキルを上げるのがすごく好きで、新しい考え方を知るために、本をずっと読んだりするのも楽しくできるタイプでした。

そのため、友人から誘われてもそんなにいかないですし、5人以上の会だと参加は見送りたいと思ってしまいます。

だけど、本当にそれが正しいのか?いや、楽しいのか?友達と遊べないのに、なんで働いてるの?

友達のお母さんから言われた「あんた壁作ってるよ」

仲の良い友人の結婚式。お世話になった友人のお母さんに久しぶりに会って、敬語を使ったら怒られた。

そして、「あんたは、人に壁を作るんだよ。知らないうちに。」って言ってくれた。書くときついなぁ~。笑

友人のお母さんの人柄かな?笑いながらやさしく。自分の息子に言ってくれるように、道を示してくれたように聞こえた。

確かに少し会っていないと、距離感を掴めなくなる感じはしていたが、その違和感はこのことだったのか。

コミュニケーション能力が出世に影響することを知った

コミュニケーション能力って純粋な能力というよりは、会社の意向をどれだけ最初にキャッチできるか?上流の情報を手に入れられるかにかかっている。

つまり、それが出世に影響されるということだ。さらに、ただ聞いてただ流された。ではなくて、ちゃんとその意向ならこうですね。という感じで自分なりに消化しないといけない。

つまりは、できるから任せるのではなくて、責任をもって取り組んでくれるのか?を判断しているんだろうな。

一回本当に一人になった経験

僕は、仕事を充実させるために交友関係を極力排除しました。その結果、思ってもみなかったことが起きたんです。

まずは、そもそもどうやって一人になったかということから。

クソ人間の作り方

一人になるのは案外簡単で、話しかけにくい人から話す話題もない人に変化させたら、あなたはほとんど居ても居ない存在になれます。

一人になる方法
  • 挨拶をしない
  • 声を小さくする
  • 目を見ないで無表情
  • 意見を尊重せずに否定する

挨拶をしない

挨拶は基本中の基本といわれるのはなぜか?説明しなくてもわかるだろう。

ただあえて言うなら、あなたがここにいることを私は知っています。というアピールになること。つまり、小さな承認欲求。当たり前の承認をする。ということだ。

つまり、あいさつを無視すると嫌悪感を抱くのは、私のあなたへの承認をあなたは私に返さないの?ということからの怒りが多いだろう。

声を小さくする

相手の印象を悪くする技の一つだ。

例えば、態度の悪い中学生の話し方は、相手に伝える気がないので早口でボソボソと話す。

最初は頑張って聞こうと思うが、関わる必要がないならあなたはそんな話し方をする人と一緒にいたいと思いますか?

目を見ないで無表情

話すときに目を見るのは、あなたの話を真剣に聞いています。あなたに向けてお話をしています。という合図。

それを送らないということは、早く切り上げたいのか。あなたの話一つに集中する価値はありません。と示しているようなもの。

意見を尊重せずに否定する

相手が話したことを否定するのも非常に有効な手段の一つだ。

意見の否定は精神的に来ると思う。

ただ、僕は根本的に否定をしやすい人間のようだ。自分としては、素晴らしいという言葉を使うようにしているつもり。

相手の存在を認めず、嫌悪感を示せば良い

挨拶なんて絶対にした方が良い。相手の存在を認めることは人間として気持ちの良いことだ。

自分だけ無視されて気持ちの良い人はいないだろう。だからこそだが、挨拶をしないことで相手の存在を認めない。

後はとことん嫌悪感(声が小さいし、目を見ないで無表情、否定的)を出せばパーフェクト。

これを本当にやってたんだから僕ってすごい。

体調崩しました・・・本当に一人になりたかったの?

一人になりたいと言いながらも、本当に一人になると毎日に波が無くて、そんな日々が少しむなしく感じ始め、何とかしなきゃとか思いながらも逆らえなくなっていった。

早めに戻れ!

プライドを傷つけてもらえてた方がまだマシ?

少し都合の悪いこと。自分の崇高な自尊心が傷つけられる可能性が生じたとき。一人ならそんなことには確かにならない。

だけど、コミュニケーションがなくなると、それすらも本当は良いことだったんだなぁ~って思えた。なんとなくだが、コミュニケーションのステージが変わったのを感じた。

問題なんてないのに、自分で問題を作り上げていたんじゃないか?何か物事が上手に進まないときに相手のせいにしていたんじゃないのか?

言い訳はカッコ悪いよ!

一人で生きていけるなんて思っちゃいけない

そもそも、どういう調子の乗り方をしたら一人で生きていけるなんて思うんだ?

お前は米を作れるのか?みたいななんかピンと来ない話はさておき、どう考えてもお前は凡人だ。だったら、とことん凡人らしく集団で行動しないと!

助け合って生きていくんだよ。

もしまだ思ってるなら、僕と同じ方法で一人になってみたらどう?

挨拶が強力だぞ!人との距離は簡単に取れる。さらに、元気よく挨拶してもらったら、それを元気なく返すんだ。

最初はびっくりされたりもするが、あとは相手が慣れてきたら変な奴。くらいにしか思われなくなる。

一人からの復帰するにも踏ん切りが必要

嫌われ者からの復帰にはそれなりの覚悟?いや、違いますよ。社会人としての相手の反応にも少し期待し、期待しすぎない絶妙なバランス感覚も必要になる。

こんな苦労をするくらいなら最初からするなよ・・・

まずは挨拶から!

挨拶は絶対にするように!何度も言うが、あいさつは相手を遠ざけるのも非常に強力だ。

だけど勘違いしちゃいけない。挨拶が相手を近づけるわけじゃない。

遠ざけない最低限度の礼儀だ。

今まで遠ざけたんだだから都合よく挨拶が返ってくるなんて思うなよ。

根気強く頑張る。挨拶なんて最初恥ずかしいくらいだよ。後は慣れる。

孤独の一人から復帰したタイミングで経験したいろいろなこと

これは、自分でもびっくりしたよくよく考えたら変化しているな!ってところを説明したいと思う。

声が出なくなっていた

もともと、体育会系の部活に入っていたこともあり、声は大きい方だった。しかし、久しぶりに人と話したりするので声の出し方が良く分からなくなっていた。

友達の予定は一切優先しなくなっていた

友達と遊ぶときには、必ず言っていたのが、「仕事が無ければ大丈夫。今はわからない。」だった。

根本的に予定を入れて友達と遊ぶのは得意ではない。だからいまだに「来月のいついつ飲むぞ」と連絡が来ると少しビビる。

僕はもともと毎日飲みに行くくらいコミュニケーションが好きな人だったのに、人が変わったかのようだ。

実は病気になったりもしていた

実は、自律神経失調症にもなってしまっていた。

人生にはいろいろと重なる時期ってあると思う。

ちょうどそれだけだとは思うが、コミュニケーションがうまくいっていない時期でもあった。

忘れちゃいけないのは、自分の対応を変えるだけで相手を変えることができる!

最初にも伝えたが、相手の行動を変える。今回で言えば、相手を遠ざけない方法は、自分が遠くに行かない。ただそれだけだ。

店員の応対の質の95%は応対してもらう人の態度に影響される。つまり、いつも店員が不愛想なら、あなたの対応を考えた方が良い。

こういうことが、積み重なるとあなたの性格がどんどん変化していく。相手は相手。自分は自分。そう思っていても結局つながる。

だったら、自分なりに考える最高の自分にどんどん変化させて相手からの反応も操作できるくらいの強さを身に着けた方が良くないですか?

嫌悪感の部分においては、最近やっと自分のコミュニケーションの捉え方がわかってきたところで、記事にしてみましたのでそちらをご覧下さい。

自分の対応を変えることで相手に笑顔や承認欲求を与えることができるならば、自分を変えて、同じことをしてもらえるように過度の期待はせずに根気強くやりましょう。