論理的思考とは?

今回の目的は、論理的思考とは?論理的思考の根本って?って悩んでいる人にも見てもらえるように目指す。

僕は、根本的なことを良く忘れてしまう。だからこそ、重要視しなくてはいけない今回の話。

基本だからこそ難しくなく最低限の理解と今後徐々に理解できる二分が重要になると考えたが、「基本的に考えて」「失敗し易いのは後で体験して」ってスタンスで、書いてみたいと思う。

 

僕の備忘録だけど、わかりやすい。理解しやすいのが一番。わかりづらかったら、あなたなりのわかりにくかった部分をコメントで書いてもらえると助かる。

 

論理的思考とは?

結論がありながらも、その結論に対して明確な根拠があり、その根拠の筋道がもっともらしく論理の展開ができていることを指します

言葉だけでとらえると、非常に難しい。

 

でも、実際はそんなに難しくないし、たぶんあなたも実際に論理的思考は実践した経験があると思います。

 

欲しいものを手に入れたいときのあの考え方は論理的思考だ!

例えば、欲しいものがあるときって、ロマンで買ってしまったりもしますが、あなたが必要だと感じたものを買いますよね?

その欲しいものには、いろいろと種類やメーカーの違いや機能の違い、性能の違い、価格の違いがありながらあなたなりに、「自分が使うならこの商品が良いのではないか?」と結論付けるでしょう。

根拠が複数あり、どれを一番重要視するべきなのかを理由付けして証明できれば、あなたは欲しいものを手に入れることができます。(僕は高いのは基本的になるけど・・・苦笑)

 

とにかく、論理的思考とは

根拠が明確であれば特に問題ないんですが、根拠の中でも「重複なく、漏れなく」というのが重要。

この考え方はMECE(ミッシー)と呼ばれている考え方です。(後述します)

ただし、論理的思考をどれだけ理解しても、「論理的に考えられている。」というわけではありません。

やはり、使い方を知って、実際に使って、使いこなさなくては意味がありません。

 

論理的思考の基本はMECE!だけど、ちょっとで良い!

MECE(ミッシー)とは、「漏れなく、重複なく」というのが考え方です。ただそれだけ、網羅的にとらえて同じのは除外する。というのが重要です。

僕も結構やってしまうので、見返すときに再確認が必要となります。

 

演繹法と帰納法は実は普段から使っている?

演繹法(えんえきほう)と帰納法(きのうほう)は、普段からあなたが実践しているやり方です。

当たり前すぎてその方法の名前を知らないだけです。(そんなの結構ありますよね。)

そのため、本当に簡単に進めます。

 

演繹法とは?

「▲▲という情報と××という一般論やルールがあるので、■■になる。」てな感じの自分なりに得た情報と一般論やルールを照合して、結論を導きます。

帰納法とは?

「○○と●●と◎◎は、××という特徴がある。なので、○○と●●と◎◎には、××というルールがある。」てな感じで、一般論やルールを見つける方法です。

 

まぁ、根拠を持って、結論付けるっていう方法で、●●だから××である。の細かいバージョンだと思ってくれれば十分なのかなぁ?って思います。

 

気を付けて!因果関係と第三因子を意識した方が根拠が明確になるよ!

MECE(ミッシー)、演繹法(えんえきほう)、帰納法(きのうほう)の3つは、ある程度論理的に考える必要に迫られたことがあれば、意識したことがあると思います。

ただし、論理的思考に慣れていないときにやってしまいがちなのが、「因果関係にあるのか?」「第三因子ではないのか?」という点です。

つまり、関係性が高いのか?低いのか?の検討ができないことが多いです。

 

因果関係とは?

因果関係とは、原因と結果が明確なこと

 

歩いた⇒転んだ

 

歩いたが「原因」であり、転んだが「結果」となる。

つまり、歩いたから転んだ。

転んで歩くことはない。なので、これが基本的な因果関係です。

 

鶏が先か?卵が先か?

誰でも聞いたことのあるような原因はどっちにあるの?ただ、原因であり結果でもある。というのが確実にわかっている場合の話。

これも因果関係となる。これは、因果関係の循環が関係している。

 

ブランド力の向上⇒売り上げの拡大⇒広告費の担保や品質向上への投資⇒顧客の評判が向上⇒ブランド力の向上・・・

のように、どこから始めたとしても何が決定的な要因となったというよりは、ループさせたことが好循環して、結局全部が因果関係に見える。

 

第三因子とは?

二つの情報に、共通の原因となっている因子のこと。相関関係となっているものの本来の因果関係を示す。

 

例えば、下記の因果関係には誤りがある。

英文科の人⇒英語圏への留学生が多い

この相関関係の第三因子は、「英語への興味がある」となる。

英語への興味がある⇒英文科へ行く人が多い

英語への興味がある⇒英語圏への留学生が多い

 

因果関係を成立させるのには、結構骨が折れる。

特に、ビジネスで使う場合はなおのこと大変だ。

 

前提条件ってちゃんと示してる?

これは、説明するときに良く気付きますが、自分でも知らず知らずのうちにそうでなくてはいけない。みたいに考えてしまい、思考が先に進まないときなんかに疑うと頭が動き始めます。

僕は、「そもそも」とか「根本的に」みたいなことを自分に問いながら思考を進めると前提条件を意識した思考展開ができるようで、合言葉のように呟きながら思考を展開させます。

前提条件は、最初にちゃんと示さないと、あとから大変なことになる。

 

最後の藁は、すっと心にしみわたった

根本的な原因ってみんな知りたいじゃないですか。

でも、最後の最後にその事実に至ったのは意識できても本当の原因は見えていないことが多いです。

そんな時に出合った言葉が「最後の藁」です。

 

最後の藁とは、表面張力が起きるくらいまで溜めたコップを動かしたときに、こぼしてしまった。

そんな時に、動かし方について考えてるのではなく、そもそもの表面張力が起きるまで溜めたことに目を向けるときに役立ちます。

 

コップの動かし方を研究するのではなくて、表面張力の一歩手前で止める方法を考えるってことですね。

 

今思い出しましたが、確か宇宙ではボールペンで字が書けないらしいです。

そのため、アメリカでは無重力でも字が書けるボールペンを膨大な開発機関と開発資金を使って開発しました。でも、ロシアでは鉛筆を使いました。

正直、この話は人それぞれの結論が出ると思います。そういう努力、挑戦が重要と考える人もいるでしょう。結果だけを見ればあほだなぁ~とも思いますが、僕的にはアメリカのロマンが好きです。(だから、出世しないんだよなぁ~)

 

論理的思考を展開したいならもう一つ踏み込みが必要

論理的思考とは、結論があり、原因から根拠を述べる。筋道を立てて論理展開をすることができればOKです。

しかし、その間には、「因果関係」や「前提条件の未提示」「第三因子」「最後の藁」のような見落としやすい部分があり、その見落としによって論理的思考の根本が覆されてしまったりする。

 

僕は、論理的思考の時に注意したいなぁ~と思ったのが、「因果関係」だ。因果関係と相関関係はいつ習ったのかわからないくらい普通に知っているが、上手に活用できる人を見ると尊敬してしまう。

 

ちゃんと使いこなすのが重要であり、結論を出しても、検討しなくてはいけないのは因果関係が成り立っているのか。にフォーカスすれば、案外踏み外さないのではないかと思う。

論理的思考の参考書籍

 

論理的思考の根本を学びたいならこの本!

少し高い本だと思いますが、本は中古なんかも多くあるので、そこら辺は自由です。

個人的には新品で買って、マーカーなんかも自分でつけたいと思います。

MBAクリティカル・シンキング

 

論理的な思考をすぐに実践したい!

コナンが好きだ!いや、違う。コナンの話が出てくるのはたとえ話の時に使われている。

推理って論理的思考ってすごい使われている。と再実感。青山さん、あなたはどのくらい論理的な人なんだろう?

バーロォー・・・

 

 

本筋とは違うけど、面白かった本

トヨタの1枚で!という文化を伝えてくれてるのは、面白かった。

特にノートを分割していく方法の部分は見ていて面白い。