アドバイスする側の心得と失敗談

最近はありがたいことに、アドバイスを求められることや相談をしてもらえるようになってきました。自分なりのアドバイスの心得をご紹介したいと思います。毎回うまくはいきませんし、人間ですからおごりも出てきます。

精神状態が全く乱れないわけじゃないですし、部下は年上の人の方が多いので人生の先輩に対しての発言に気をつけてはいるもののうまくはいきません。

そんなうまくいかない中での迷いがありまくりながらも、自分なりに目指すより良いアドバイスの形を備忘録として残します。

結論を先に出すと、、、

アドバイスをするよりも一緒に悩むのが大切だったりするんじゃないか?

そもそもアドバイスって何?ちょっと上から目線じゃない?

アドバイスのそもそも論からスタートしたいなぁ~って思います。そもそも論でいえば、アドバイスは上から目線。そして、上から目線であるという認識のもと、アドバイスのそもそも論も出してみます。

アドバイスのそもそも論

望まないアドバイスは不要

真心からの行動

あなたの課題ではない

アドバイスは否定を含む

アドバイスってそうですよね?今までのあなたではこれ以上先に進めません。これ以上先に須進ためには、〇〇をしたら良いかも!というのがアドバイスだと思っています。

つまり、あなたには見えてないでしょうけど、あなたはこれが足りないの。って言われているようなもの。否定的な側面が多くないですか?

そう捉えなければ・・・とか相手に頼った考え方はなしです。あなたがどうできるかが重要だから。相手に求めた瞬間、そもそもあなたはアドバイスする立場にないと思います。

信頼関係ってめっちゃ大事!

否定をするわけだから信頼関係はめちゃくちゃ大事。本気で大事。どうでも良い人間やクソみたいな人にアドバイスされると意地でもやりたくなくなる。

だからこそですが、あなたがどう思われているのか?上司なのであれば日々あなたがどう立ち振る舞っているのかがここで活きてきます。

アドバイスの意味について共通認識を持つ

アドバイスって今まで抽象的に話してきましたが、ここで一旦共通認識をもっておきましょう。共通認識を持つと、僕の超ドアホな失敗が理解できると思います。

アドバイスとは:助言。また、忠告や勧告。

助言とは:こうするのがよかろうと、わきから言葉を添えて、助けを出すこと。
忠告とは:真心(忠)をもって、相手の悪いところを指摘して直すように勧めること。
勧告とは:当事者にこういう処置をした方が良いと公的なしかたで告げて勧めること。

すごく大事なぁ~と思っているのは、すべては相手のためを思ってということです。

僕のアドバイス失敗談

僕の失敗談は数知れず。正直、世間知らずなバカがやってるわぁ~くらいで見てもらえればうれしいです。

思い出すと恥ずかしいけど、程度問題で同じようなことはまだやってんだろうなぁ~。

年上の人への率直な意見(正論)で相手を傷つけた

自分たちで仕事の環境を作り始めているとき、先輩と喫煙所で「あの時の判断は間違いだと思います。」と僕は率直に意見を言いました。

すると、、、

先輩は泣きました。たぶん、僕はことの重大さやその人が被ってくれていたプレッシャーなどに気づかず、単刀直入にその判断に対しての意見を言いました。

相手を傷つける気持ちなんて毛頭ありません。しかし、タイミングやFBをするための環境づくりが大事だったんだろうなぁ~って思います。

相手はFBを喜んでいると勘違いした

相手はFBを喜んでいるのではなく、最初は「自分の存在を認められた。」「自分は見捨てられていない。」と思っただけだったりします。

僕も、相手のためを思ってよりよくなるように助言をしたつもりでした。しかし、相手にとってはプレッシャーとなっていた。

そして最終的には、その人とは話せなくなるくらいまで関係が悪化しました。残念でしたし、望んだ結果とは大きく違いました。

自分なりの教訓

アドバイスをするときって、「なんでこうしないんだろう?」「なんでこんなことに気づかない?」とか結構感情が乗ってしまうことが多いんじゃないかなぁ?って思います。

感情が高ぶっているときは?

アドバイスを控えるのがベスト!そもそも相手のためを思ってやっているのであれば、相手にどれだけ影響を与えられるかが大事だと思います。

アドバイスをするよりも一緒に悩むのがベストなんじゃないか?

自分としては、信頼できる仲間になれた人はみんなこのパターンかなぁ?って思います。アドバイスをするというよりも、個性を受け入れたうえでどうやっていけば良いかなぁ?って信頼関係の形成ができるようになりました。

やっぱり、相手を受け入れる前提が大事なんだろうなぁ~って思います。

油断に気を付ける!

信頼関係を築き、一緒に悩んだ後は信頼関係によってアドバイスを直接しても響くような人間関係が形成されます。

しかし、それに慣れてアドバイスを繰り返せば、いずれまたこじれます。しっかりと自分の中で律していきましょう。